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箱根七湯の一つ【塔ノ沢】でリーズナブルな休日を過ごす

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6月中旬、今回は箱根湯本から箱根登山線で強羅方面へ1駅 進んだ塔ノ沢に行ってきました。 塔ノ沢は箱根七湯著名人に愛された、老舗旅館が多い場所で、【川端康成】 【夏目漱石】【島崎藤村】などがたびたび訪れたと言われています。旅館で創作活動とか憧れます。 湯本を出発してから3分程度で目的の塔ノ沢駅に到着。 この駅の登りホームに直結しているのが深沢銭洗弁財天。 こちらの弁財天は 大正時代にたびたび塔之沢温泉に宿泊していた実業家 松井証券(松井房吉商店)創始者・松井房吉の夢枕に白蛇が現れたことがきっかけで、大正15年に小さな石造りの社を松井房吉さんが寄贈して祀りしたのが始まりです。 松井証券の繁栄ぶりもあり、経済界や商人の方々から信仰されている弁財天。 さて弁財天でお参りしたら、ザルと柄杓で洗いましょう。 お金が何倍にもなるってありがたい弁財天。一眼レフカメラを買えるだけのお金を何卒〜 いやぁ やっぱ自分で頑張りますw 洗ったこのお金の使い道、所説あるみたいですが洗ったお金は大事に保管しておくのではなく、有意義に使った方がいいとされているそうです、気持ちよく使った方が巡り巡って自分に帰ってくるということですね。 お金が帰ってくるってことでここにはカエルの置物が多いのかな?  カエルの上にクワガタがいました。今年は初めてみました。 少し登って奥の院の方まで行ってみましょう。 夜はこんな感じです。 さて、今日は箱根で一泊していきますが、箱根の老舗高級旅館は一泊うん万円〜。気軽に訪れるのは厳しいですね。 そこで訪れたのは江戸時代から続く箱根ではメジャーな旅館 一の湯さんその新館でお世話になります。 僕が初めて一の湯さんを訪れたのは小学生のころで今回で3回目の宿泊になります。 翌日、、、 チェックアウトまで時間があるので、一の湯新館の近くにある通称あじさい寺と呼ばれる阿弥陀寺にいってみます。 阿弥陀寺、 江戸時代初期に弾誓上人が開いた山寺。 38代水野賢正住職が植えたあじさいが本堂まで続き、「あじさい寺」として親しまれています。 階段がある男坂となだらかな女坂が用意されています。  15分程度で、 本堂に到着。 本堂にてお参りと思ったんですが、頭上には、なにこれ? 巨大な滑車のようなモノがあります。 こちらは 「百万遍転法輪」(ひゃくまんべんてんぼうりん と読むのかな?)というとても

”はこね金太郎ライン” を駆ける ~ついに箱根突入~

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  ※情報は訪れた当時のもので最新ではありません。なるべく慎重に調べていますが僕自身が勘違いしていることもあるのでご了承ください。 今回は2021年4月28日に開通した ” はこね金太郎ライン” をバイクでぶら~っと走ってきたのでその周辺のおすすめスポットと合わせてご紹介します。 ”はこね金太郎ライン”元々は林道だったが一般車両の通行ができるよう整備した全長約10.9kmの道路で、 災害時の代替ルートと地域活性化、箱根地域の渋滞緩和を目的として作られたものです。 〇道中のお楽しみポイント 南足柄市の”よいしょの金太郎”と箱根ジオパークマスコットキャラクターのはこジ郎が共演している看板があります。 動画では他の看板も紹介しています また金時見晴パーキングがありますが、見晴らしというほどのものはありませんが、登山ルートとつながっていいて金時山や明神ヶ岳へ登頂する際には使いたい駐車場です。 せっかくなら自動販売機とお手洗いくらいは作って欲しいもんです。 はこね金太郎ライン アクセス 〇南足柄市の地蔵堂 かつてはこのお堂だけでなく寺院がありました、その名の通り、杉の大木から掘り出した3体の地蔵のうちの1つが祀ってあります。地蔵堂には比較的大きな無料駐車場があり、ここを中心に金太郎遊び石や夕日の滝などへのハイキングなどを楽しむ事ができるアクセスポイントになっています。 地蔵堂 駐車場 アクセス 〇中華料理 太源 箱根と中華という異色のコラボですが、数年前に訪れてからは日替わりのランチが楽しみで定期的に通っています。 今回はド直球のAランチ(税込み 1045円) 他には五目焼きそばが感動レベルのオススメです。 太源 アクセス 〇エヴァンゲリオンなトイレ 箱根町を舞台とするアニメ エヴァンゲリオンとコラボした公衆トイレなんですねー 箱根町は2009年から~エヴァで町おこしを~というコンセプトを掲げ 町のいたるところにエヴァコラボがあります。ここではそれをトイレに導入しているから 面白いですよねw 〇公時神社 こちらは祀っている神様は坂田金時(公時は昔の表記) 幼少の時の名前は金太郎です。 金時は平安時代後期の武士、源頼光[みなもとのよりみつ]に仕え四天王の1人に数えられ、鬼の頭目 ”酒呑童子(しゅてんどうし)”討伐など数多くの武勇伝があります。 こちらの神社 

美味しい十割そばを食べたくないか?【南足柄市 矢倉沢】

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南足柄の矢倉沢にある”うるし亭”さんを訪れました。 うるし亭は南足柄で有名な観光スポットである地蔵堂や夕日の滝の近くにある茶屋兼工房。 住所:〒250-0136 神奈川県南足柄市矢倉沢2408 定休日:不定休(事前に電話等で確認した方がいい) 電話:0465-73-2803 お店の入口付近に地域ネコの”にゃあ”ちゃんがいました。  メニューはこんな感じ。 ではでは、コーヒーと草団子 あと手打ちそばをいただこう! そばができるまでしばし待ちます、時間がない方は事前に電話確認した方がいいでしょう。 はい、こちらが手打ち十割蕎麦(650円)がとても美味しかったです!やっぱり蕎麦は出来立て!あと食べる環境!!!どれも最高でした。 お店のお母さんとのお話でそば粉を自然食で有名な長野のどこかから仕入れているという話は覚えているんですが、場所を忘れちゃいました、、、なにせ蕎麦がうまくて意識がそっちにいってましてスイマセン。 食後、お店のご主人と話していると店内に作品があるとの事、これはぜひとも見ていこう。 ご主人の大畑さんは漆器などを作る漆芸家(しつげいか)、新聞にも載っちゃうスゴイ人でした。 なるほど!だからこのお店は”うるし亭” 大畑さんは漆で加工したバッグを作るなど伝統文化を進化させていこうとしています、日本で漆バッグを作っているのは大畑さんだけ! 着物に合わせてもとてもかわいいと思います。 また行きます! みなさんもぜひ来てみて! 密にならない程度に 蕎麦は打つところから始まるので、時間がない方は事前に電話確認などした方がいいかもしれません。またコロナ禍では外での食事になるので雨天は営業していないかもですね。 ※お店の情報は訪れた当時のものです定休日など最新情報は御自身でご確認ください 

地獄と天~清左衛門地獄池と天豆~【南足柄市 狩野・岩原】

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みなさんこんにちは!モディット銀次郎です。 今回は地獄へご案内します。 ・・・・地獄と言っても とってもさわやかな泉です、池のほとりには厳島神社があって、凛とした美しささを感じます。 まるでモネの睡蓮の池のようですね。 お隣には弁財寺が建ち休憩所や幸せの滝なんかパワースポットが存在します。 (箱根塔ノ沢阿弥陀寺の開祖である禅誓(たんぜい)上人が開山したと伝えられる) この清左衛門地獄池のいわれですが色々な説があります、、、 昔、この地域では水不足で農地が荒れていた そこで地元の有力者である加藤清左衛門という人が水源をさがし回ってこの場所まできたところ 乗っていた馬もろとも地中深く沈んでしまった すると不思議なことに、そこから勢いよく水が湧き出してきた。 地元の人が泉に向かって「清左衛門」、「清左衛門」と呼ぶといっそう勢いよく水が湧き出し、この地は豊かな農地を拡げることができた。 という逸話が伝わり、誰からともなく、いつしか 清左衛門地獄池と呼ばれるようになった 地獄というのは地面から湧き出るというイメージからついたものでしょうか?  近くに馬場(ばっぱ)遺跡、縄文時代の住居跡がみられることから、この地域がそこまで水に困っていたのではないと思われます、そこでこの清左衛門という人はこの辺り一帯の地主であったか、水源を守った人だったなどの色々な推測がありますね。 後に 漢学者の奥津広という人が”地獄”は良くないと言い、浮泉(うきいずみorふせんでしょうか)と名称を変えようとしたみたいですがすでに清左衛門地獄池と親しまれてしまっていたので変わらなかったみたいですね。 アニマル梯団の”おさる”さんもモンキッキーに2度名称変更していますが、結局は一番慣れ親しんだ”おさる”に戻ってきましたよねw 現在は書道家としても活躍されています。 この清左衛門地獄池は平成の名水百選は、全国で162点の応募の中から100地点選定され、神奈川県では唯一がこちらが選定されました。 そして、南足柄市のこの良質な水と自然豊かな風土は  「富士フイルム」が歴史に名を刻む大企業になるまでの 原動力の一つとなる。 プロジェクトX的な話を少々しますw 1932年(昭和7年)3月 映画用フィルムの試作に成功した、富士フイルムの前進である大日本セルロイド(現:株式会社ダイセル)は「フィルム・乾板・印画紙事業計画」