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#014【勝手にPR】小田原市の栢山を散策〜二宮金次郎ってスゴい人だった〜

勝手にPR第一弾
神奈川県小田原市 栢山編





今回は栢山を二日間に分けてカメラで記録しながら散策してきました、その映像を一つの作品として仕上げました。作品といってもそんな大したものではありませんが。。。

大きな街の小さな地区だけに注目すると面白いことがたくさん見えて来ました!
そんな感動を共有できれば嬉しいです。


栢山の基本情報

住所:〒250-0852 神奈川県小田原市栢山

人口総数:約8200人

世帯数:約3000世帯



以下、訪れた場所になります。
※当ブログと映像中の情報は訪れた当時のものになります、変更になっているか僕が勘違いをしている可能性もあるのでその辺はご注意ください!


1.栢山駅

小田急線の新宿駅から大体1時間40分程度の場所にある急行が停まらない駅。

車では東名高速の大井松田インターを小田原方面に降りて走ると栢山駅の看板が見えてくるのでデニーズと安楽亭の間を右折すれば“栢山エリア”に突入。







2.餃子屋栢山店(定休日:水曜・木曜)

〒250-0852 神奈川県小田原市栢山371


県内でも有名なお店。焼き餃子と揚げ餃子の中間のようなカリサクッとした皮の仕上がり、味がしっかりついた餡、そしてこのボリュームは大満足の一品です、餃子以外にも雑炊が有名らしいです。まだ食べた事はありません。ここは追加アップ予定です。





 

3.尊徳記念館(定休日はないっぽいです)
〒250-0852 神奈川県小田原市栢山2065−1

栢山駅から歩いて13分ほど。この施設は記念館の他に会議室や宿泊施設、図書館があり隣には金次郎の生家も見学できる。





記念館の入館料は大人300円 小・中学生が100円。金次郎の実績や名言などが分かりやすく展示されていてオリジナルアニメなどで金次郎の歴史を振り返られるので楽しいところです!(といっても子供が喜ぶ感じではないかもです)。さらにジオラマには重要文化財を使用するという気合の入りよう。



説明員さんがいて解説やフォローをしてくれます。僕が訪れた時はお客さんは私一人だったので1時間ほどお話をさせていただきました。





■金次郎ってどんな人物?


二宮金次郎は本名は二宮尊徳(たかのり)であだ名が金次郎 or 金治郎


金次郎は1787年(天明7年)、現在の小田原市栢山である相模国栢山村(さがみのくにかやまむら)で二宮家の長男として裕福な家庭に生まれました。しかし4歳の時には酒匂川の大洪水で所有していた田畑は流され、13歳の時に父をその2年後に母を亡くすなど苦労の連続。



伯父の家に引き取られた金次郎は伯父から百姓仕事を仕込まれますが、金次郎は同時に勉強も怠りませんでした。


金次郎は夜に読書をするための"あかり"を得るために近所の人からアブラナの種をもらって育て自分が作った油で人を灯して勉強を続けました。



さらにあぜ道に捨てられた苗を広い、荒地に植えて育てると秋には一生の米になって実りました。

これらのことから金次郎は小さな努力や工夫が積み重なり収穫や発展につながる事を体感しました。


その後も金次郎は勉強と勤労を努力して24歳にして二宮家の再興を果た すると、その評判が高まり、36歳のときには、小田原藩主大久保忠真より現在の桜町領さくらまちりょう(栃木県真岡市)の復興を依頼されれます。


当時の桜町領の状態は痩せた土地に削ぐわない年貢が課せられ農民は自暴自棄になっており、復興が思うように進みませんでした。


ブチギレた金次郎は成田山で断食水行を行うなどもありましたが、農機具の改良を行ったり、農民の生産意欲を高めるための表彰制度を取り入れたり、様々な工夫をして金次郎45歳のころには桜町領立て直しに成功し。その功績が認められ、幕府直属の役人と なり、そのあと全国600以上の藩や農村の復興を成し遂げ ました。その後、金次郎は自身の体験から得た教訓をまとめ執筆活動も精力的に行った。




そんな金次郎の元には各地から教えをたずねにくる人々が増え、各地で金次郎の思想が拡まっていき、今市(現在の栃木県日光市)で69歳でその生涯を閉じました。





■金次郎の教えの一部


・積小為大(せきしょういだい)

 小さな努力や工夫の積み重ねが大きな収穫や発展につながること 


・至誠と実行(しせいと実行)

 まごころを尽くし それを実行すること


・分度(ぶんど)と推譲(すいじょう)

 分度ー自分の生活や立場、状況に合った生活をすること


推譲ー勤労・分度により、生じた余剰・余力を必要としているところへ譲ることです





■金次郎が影響を与えた人




2024年に一万円札の図柄になることで話題となった日本の資本主義の父 渋沢栄一も金次郎の思想の影響を受けたと言われています。第一国立銀行(現みずほ銀行)のほか,王子製紙,大阪紡績などの設立に深く関わった人物です、2021年NHKの大河ドラマの主人公が渋沢栄一ということもあり、金次郎に再び注目が集まると思います。



4.金次郎のお墓(善栄寺)

〒250-0852 神奈川県小田原市栢山868


記念館から歩いて数分の場所にある善栄寺、金次郎の遺髪と遺歯が埋葬されています。



5.そば月読(定休日:月曜)

 〒250-0852 神奈川県小田原市栢山2222−3


大人がしっぽりと金次郎に思いを馳せながらそばを食べる感じです、、、よく分かりませんね。

うまいです!





6.栢山神社

〒250-0852 神奈川県小田原市栢山859

栢山神社は長く栢山集落の住人を飢饉や洪水から村人を守る存在として祀られ、その間に水害などを経験し現在の神殿は大正9年に建築され、関東大震災で一部修復などを経験したタフな神社。




7.酒匂川

その昔「暴れ川」として住民に恐れられた川、金治郎もとても苦しめられた!!現在は整備が進んで丸くなったらしいです。




8.曽比稲荷神社

250-0851 神奈川県小田原市


栢山と開成の間くらいにあるキレイな神社です。源義家という頼朝の先祖にあたる人が曽比村に建てた、真福寺が変じたものとのことです。




次回はまた小田原市内のどこか1つの地区を散策してきます!





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