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”はこね金太郎ライン” を駆ける ~ついに箱根突入~

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  ※情報は訪れた当時のもので最新ではありません。なるべく慎重に調べていますが僕自身が勘違いしていることもあるのでご了承ください。 今回は2021年4月28日に開通した ” はこね金太郎ライン” をバイクでぶら~っと走ってきたのでその周辺のおすすめスポットと合わせてご紹介します。 ”はこね金太郎ライン”元々は林道だったが一般車両の通行ができるよう整備した全長約10.9kmの道路で、 災害時の代替ルートと地域活性化、箱根地域の渋滞緩和を目的として作られたものです。 〇道中のお楽しみポイント 南足柄市の”よいしょの金太郎”と箱根ジオパークマスコットキャラクターのはこジ郎が共演している看板があります。 動画では他の看板も紹介しています また金時見晴パーキングがありますが、見晴らしというほどのものはありませんが、登山ルートとつながっていいて金時山や明神ヶ岳へ登頂する際には使いたい駐車場です。 せっかくなら自動販売機とお手洗いくらいは作って欲しいもんです。 はこね金太郎ライン アクセス 〇南足柄市の地蔵堂 かつてはこのお堂だけでなく寺院がありました、その名の通り、杉の大木から掘り出した3体の地蔵のうちの1つが祀ってあります。地蔵堂には比較的大きな無料駐車場があり、ここを中心に金太郎遊び石や夕日の滝などへのハイキングなどを楽しむ事ができるアクセスポイントになっています。 地蔵堂 駐車場 アクセス 〇中華料理 太源 箱根と中華という異色のコラボですが、数年前に訪れてからは日替わりのランチが楽しみで定期的に通っています。 今回はド直球のAランチ(税込み 1045円) 他には五目焼きそばが感動レベルのオススメです。 太源 アクセス 〇エヴァンゲリオンなトイレ 箱根町を舞台とするアニメ エヴァンゲリオンとコラボした公衆トイレなんですねー 箱根町は2009年から~エヴァで町おこしを~というコンセプトを掲げ 町のいたるところにエヴァコラボがあります。ここではそれをトイレに導入しているから 面白いですよねw 〇公時神社 こちらは祀っている神様は坂田金時(公時は昔の表記) 幼少の時の名前は金太郎です。 金時は平安時代後期の武士、源頼光[みなもとのよりみつ]に仕え四天王の1人に数えられ、鬼の頭目 ”酒呑童子(しゅてんどうし)”討伐など数多くの武勇伝があります。 こちらの神社 

美味しい十割そばを食べたくないか?【南足柄市 矢倉沢】

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南足柄の矢倉沢にある”うるし亭”さんを訪れました。 うるし亭は南足柄で有名な観光スポットである地蔵堂や夕日の滝の近くにある茶屋兼工房。 住所:〒250-0136 神奈川県南足柄市矢倉沢2408 定休日:不定休(事前に電話等で確認した方がいい) 電話:0465-73-2803 お店の入口付近に地域ネコの”にゃあ”ちゃんがいました。  メニューはこんな感じ。 ではでは、コーヒーと草団子 あと手打ちそばをいただこう! そばができるまでしばし待ちます、時間がない方は事前に電話確認した方がいいでしょう。 はい、こちらが手打ち十割蕎麦(650円)がとても美味しかったです!やっぱり蕎麦は出来立て!あと食べる環境!!!どれも最高でした。 お店のお母さんとのお話でそば粉を自然食で有名な長野のどこかから仕入れているという話は覚えているんですが、場所を忘れちゃいました、、、なにせ蕎麦がうまくて意識がそっちにいってましてスイマセン。 食後、お店のご主人と話していると店内に作品があるとの事、これはぜひとも見ていこう。 ご主人の大畑さんは漆器などを作る漆芸家(しつげいか)、新聞にも載っちゃうスゴイ人でした。 なるほど!だからこのお店は”うるし亭” 大畑さんは漆で加工したバッグを作るなど伝統文化を進化させていこうとしています、日本で漆バッグを作っているのは大畑さんだけ! 着物に合わせてもとてもかわいいと思います。 また行きます! みなさんもぜひ来てみて! 密にならない程度に 蕎麦は打つところから始まるので、時間がない方は事前に電話確認などした方がいいかもしれません。またコロナ禍では外での食事になるので雨天は営業していないかもですね。 ※お店の情報は訪れた当時のものです定休日など最新情報は御自身でご確認ください 

地獄と天~清左衛門地獄池と天豆~【南足柄市 狩野・岩原】

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みなさんこんにちは!モディット銀次郎です。 今回は地獄へご案内します。 ・・・・地獄と言っても とってもさわやかな泉です、池のほとりには厳島神社があって、凛とした美しささを感じます。 まるでモネの睡蓮の池のようですね。 お隣には弁財寺が建ち休憩所や幸せの滝なんかパワースポットが存在します。 (箱根塔ノ沢阿弥陀寺の開祖である禅誓(たんぜい)上人が開山したと伝えられる) この清左衛門地獄池のいわれですが色々な説があります、、、 昔、この地域では水不足で農地が荒れていた そこで地元の有力者である加藤清左衛門という人が水源をさがし回ってこの場所まできたところ 乗っていた馬もろとも地中深く沈んでしまった すると不思議なことに、そこから勢いよく水が湧き出してきた。 地元の人が泉に向かって「清左衛門」、「清左衛門」と呼ぶといっそう勢いよく水が湧き出し、この地は豊かな農地を拡げることができた。 という逸話が伝わり、誰からともなく、いつしか 清左衛門地獄池と呼ばれるようになった 地獄というのは地面から湧き出るというイメージからついたものでしょうか?  近くに馬場(ばっぱ)遺跡、縄文時代の住居跡がみられることから、この地域がそこまで水に困っていたのではないと思われます、そこでこの清左衛門という人はこの辺り一帯の地主であったか、水源を守った人だったなどの色々な推測がありますね。 後に 漢学者の奥津広という人が”地獄”は良くないと言い、浮泉(うきいずみorふせんでしょうか)と名称を変えようとしたみたいですがすでに清左衛門地獄池と親しまれてしまっていたので変わらなかったみたいですね。 アニマル梯団の”おさる”さんもモンキッキーに2度名称変更していますが、結局は一番慣れ親しんだ”おさる”に戻ってきましたよねw 現在は書道家としても活躍されています。 この清左衛門地獄池は平成の名水百選は、全国で162点の応募の中から100地点選定され、神奈川県では唯一がこちらが選定されました。 そして、南足柄市のこの良質な水と自然豊かな風土は  「富士フイルム」が歴史に名を刻む大企業になるまでの 原動力の一つとなる。 プロジェクトX的な話を少々しますw 1932年(昭和7年)3月 映画用フィルムの試作に成功した、富士フイルムの前進である大日本セルロイド(現:株式会社ダイセル)は「フィルム・乾板・印画紙事業計画」

関本の義人【下田隼人】~知らない事を片っ端から調べてわかりやすく寄り道をしながら楽しむ~ 南足柄市・関本

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こんにちは銀次郎です、今回は自然豊かで金太郎推しの強い南足柄市の関本にある龍福寺(竜福寺)を訪れました。 この日 龍福寺では、年に1回のハスの花の入れ替えをしているようです。ハスの花はこんな感じです。作業されている方に話しかけていただきましたが、かなり大変な仕事のようです。回収されたハスは初めて見たが、ちょっとグロテスク、、、! また驚いたことに新しく植えたハスの肥料にはニシンの干物など魚を使うことがあるらしいんです、これによってキレイな花が咲く 身欠きニシンが肥料として入っています ハス花言葉は、「清らかな心」「休養」など さて、こちらの龍福寺ですが、こちらの大きな石碑がとても目立ちますよね、こちらは下田 隼人翁(しもだはやとおう)の石碑です めっちゃでかい。 下田隼人という人物はここ南足柄市で大変有名な人。江戸時代、自分の命を犠牲にし農民を守った”西郡の義民”と言われ、この地方で語り継がれる伝説となっていて、地元劇団(※小劇団こゆるぎ座)の演目にもなっています。 今回はそんな下田隼人の功績をその由来の土地の映像と難ありなイラストと共にできるだけ軽く分かりやすく、たまに寄り道をしながら振り返りたいと思います。 なお、隼人の歴史を裏付ける当時の資料は存在しません。隼人に関する資料を残すことを小田原藩が禁止していたという背景もあり、地元の村人たちの間で全て口伝によって伝わってきました。 つまり今回のお話はフィクションかもしれないし、少しオーバーな史実かもしれない!!  舞台は歌舞伎界のスーパースター初代 市川團十郎が産まれた1660年頃の小田原市に隣接する南足柄市関本でのこと。 市川團十郎は山梨出身なので全く関係ありません、ただ一説には早雲に仕えた武将とも ここに地方名主惣代をしていた下田隼人(70歳代) がいた。 名主(なぬし)というのは百姓の身分でありながら、百姓をまとめ年貢の管理や書類の作成、領主との橋渡しを行うなど、村政全般を取りあつかう村の行政の長、村長のような存在で、隼人は36の村を代表していました。 その当時の小田原藩ですが、約100年に渡りこの一帯を治めていた戦国時代を切り開いた早雲から始まる北条家が天正18年(1590年)豊臣秀吉に破れ、 その後、徳川家康の重臣である大久保忠世(蟹江七本槍、徳川十六神将の1人)が小田原城主となり。その後、大久保忠隣→